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【国連】2022.12.13 発表

国連環境計画、自然を回復する先導的な10プロジェクトを「世界回復フラッグシップ」に選出

国連環境計画(UNEP)は「国連生態系回復の10年」の取組の一環として、大規模で長期にわたる生態系回復の優れた10の活動を「世界回復フラッグシップ」として認定し、モントリオールで開催中の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において発表した。選定されたプロジェクトは国連から資金や助言などの支援を受け、合計で6800万ヘクタール超の自然を回復し、約1500万人の雇用を創出するという。
選出プロジェクトは以下の通り。ブラジルなど3ヶ国での大西洋岸森林の回復、ジュゴン保護のためのペルシャ湾沿岸の生態系回復、アフリカのサバンナや草原の回復による「緑の壁」の拡大、ガンジス川再生、山岳地帯特有の課題に焦点を当てた生態系回復、島嶼国特有の課題に焦点を当てた生態系回復、中央アジアのステップや湿地の回復による野生種保護、中央アメリカの伝統的農法を用いた生物多様性と生産性の両立、ジャワ島のマングローブの自然な再生のためのフェンス設置、中国の75のプロジェクトからなる大規模な自然回復。
【国連環境計画】

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