【国連】2022.11.22 発表
国連環境計画(UNEP)は、国連最高の環境賞である「地球大賞」の2022年受賞者を発表した。同賞は2005年の開始以来、自然保護に最前線で取り組む先駆的な個人や団体に授与されてきたが、今年は「国連生態系回復の10年(2021-2030)」を受け、生態系の劣化の予防、阻止、回復させるための活動に関心が集まった。受賞者は以下の通り。
・アーコンシエール(レバノン):クリーンで健全な環境を創造する活動が、同国の廃棄物管理戦略の基盤を構築。医療廃棄物の80%超を毎年リサイクル。
・コンスタンチノ・チュタス(ペルー):地域森林再生モデルを開発。他のアンデス諸国でも森林再生の取組を指導
・パーサー・ダスグプタ(イギリス):極めて重要な生態系が危険な転換点に達するのを防ぐため、自然と人類との関係性の再考を提唱
・プルニマ・バーマン(インド):オオハゲコウを絶滅から守る女性だけの草の根の保護活動「Hargila Army」を指導。
・セシル・ンジェベト(カメルーン):土地の保有権を確保するためのアフリカの女性の権利を支援。
【国連環境計画】
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