【企業】2022.07.27 発表
サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社オークワと協働し、オークワの大阪府下全19店舗で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを7月27日(水)より開始した。
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っている。オークワは「商業を通じて地域社会に貢献する」という経営信条のもと、商品やサービス、店舗づくりを通じて環境保全に取り組み、使用済みプラスチックに関しては「排出抑制、リサイクル活動、資源の有効活用」を進めている。今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至った。
オークワの大阪府下全19店舗で回収した使用済みペットボトルを同社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していく。これにより、集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現する。また、オークワでは、使用済みペットボトルの店頭回収効率化と資源循環化推進を目的に店頭に株式会社寺岡精工のペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を大阪府の15店舗に順次導入し、「リサイクルの入り口」として、資源の有効活用を推進する。回収機では、缶・ビン/中身の残ったボトルなど不適切な投入物の自動検知システムと、ペットボトル容積を約1/3にする減容圧縮機能により、回収するペットボトルの資源価値を高め、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを促進する。
【サントリーホールディングス株式会社】
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