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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2022.05.24 発表

アメリカ海洋大気庁、2022年の大西洋ハリケーンの活動は活発と予測

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2022年の大西洋ハリケーンの活動が平年を上回る確率は65%と発表した。平年並みとなる確率は25%、平年以下は10%である。ハリケーンシーズンは6月1日から11月30日までで、この期間に命名暴風雨(風速17m/s以上)は14~21個発生し、うち6~10個がハリケーン(風速33m/s以上)に、さらにそのうち3~6個が重大ハリケーン(風速50m/s以上)に発達するという。活発化の要因としては、シーズンを通してラニーニャ現象が続くと予測されること、大西洋・カリブ海の海面水温の高温、弱い熱帯大西洋の貿易風、強い西アフリカモンスーンなどがあげられる。NOAAは、2022年のハリケーンが最も活発な期間には洋上ドローン5機を稼働し、初めて無人航空機と連携して観測を強化する。また、大雨予報を試験的に従来の3日前から5日前に拡大する、高潮予報マップの機能を強化するなど、早期の警戒が可能な環境整備を進める。
【アメリカ海洋大気庁】

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