【環境省】2022.05.02 発表
環境省は、静岡県と公益社団法人日本植物園協会および環境省自然環境局新宿御苑管理事務所が、「静岡県産絶滅危惧植物の生息域外保全連携活動」実施のための覚書を取り交わすと発表した。
これは、静岡県の『ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー』制度及び南アルプス高山植物種子保存プロジェクトに、環境省新宿御苑管理事務所及び公益社団法人日本植物園協会が加わるものになる。
また、環境省は「絶滅のおそれのある野生動植物の域外保全に関する基本方針」に基づき、各種団体と連携して絶滅危惧植物の生息域外保全を行っているが、この枠組みに正式に自治体が加わるのは初めて。
3者による覚書の取り交わしにより、静岡県の絶滅のおそれのある希少な植物を将来にわたって保存するとともに、発芽特性や栽培方法などの情報を収集し知見を共有することで、生物多様性保全に資することを目的としている。
【環境省】
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