新宿御苑

[ シンジュクギョエン ]

解説

国民公園のひとつ。庭園を中心とした苑地で広さ58ha、周囲3.5km。江戸時代の信州高遠藩の江戸下屋敷跡に明治39年皇室の庭園として造成されたのが始まり。フランス式整形庭園、イギリス式風景庭園と日本庭園を巧みに組み合わせて造られた庭園は、明治時代に造られた西洋式の庭園として歴史的価値も高い。また、苑内には、日本に初めて植えられたといわれているユリノキやプラタナスの大木、1,500本を越える桜など多くの樹木がある他、2,300種を超える植物を栽培している大温室等がある。伝統的な菊の栽培も行われている。環境省が入園料を徴収し管理。年間利用者は約100万人。

なお、環境省は、新宿御苑の再整備構想として「新宿御苑環境の杜構想」を発表(2002)。

詳細解説

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