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[海外エコニュース一覧]

【国際機関】2022.03.29 発表

生物多様性条約、ポスト2020枠組について、さらに検討のため2022年6月にナイロビで会合と発表

 生物多様性条約(CBD)は、2022年3月14~29日に開催された生物多様性条約ジュネーブ会合の結果を発表した。期間内に、ポスト2020世界生物多様性枠組に関するオープンエンド作業グループ(WG2020-3)、科学技術助言補助機関(SBSTTA24)、実施に関する補助機関(SBI3)の会合が開催された。ポスト2020枠組は成案を得られず、新たに2022年6月にナイロビでの会合を設定し、さらに検討することとなった。また、デジタルシークエンス情報(DSI)の課題や利益配分の仕組みに関する文書が作成された。SBSTTA24では、海洋・沿岸生物多様性、土壌生物多様性、外来種、健康と生物多様性の関係、合成生物学、遺伝子組換え生物などに関する提言が採択された。SBI3では、進捗評価、資源動員・資金メカニズム、能力構築、計画・報告・検討の向上、主流化、ジェンダー行動計画、コミュニケーション(広報・啓発)・協力等に関する提言及びカルタヘナ議定書・名古屋議定書の実施に関する提言が合意された。
【生物多様性条約】

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