【アメリカ】2022.02.10 発表
アメリカエネルギー省(DOE)は、運輸省(DOT)とともに電気自動車(EV)の充電施設網の整備に5年間で50億ドルを助成すると発表した。「超党派インフラ法」に基づいて新たに策定された、EVインフラ強化のための「国家電気自動車インフラストラクチャー(NEVI)・フォーミュラ・プログラム」を通じて、2022年会計年度には総額6億1500万ドルが提供される。各州はまずEVインフラ展開計画を提出し、承認を受けたのちに資金を受け取ることができる。DOEとDOTの合同事務局が設立され、計画の提出先となるほか、計画策定の支援やプログラム実施に際しての技術的な援助も行う。このプログラムでは既に指定されている「代替燃料回廊」、特に州間高速道路に沿ったEV充電スタンド網の構築を支援してEV利用の拡大を図るが、これとは別に農村部やサービスの行き届いていないコミュニティでのEV充電インフラの展開をめざす助成プログラムも今年中に発表予定だという。
【アメリカエネルギー省】
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