【ドイツ】2021.11.29 発表
ドイツ連邦環境庁(UBA)は、建築分野におけるプラスチック使用量に関する調査を実施した。この結果、建築分野におけるプラスチック使用量は容器包装に次いで多く、2017年には約260万トンが使用されたことが示された。一方で、建築分野で使用されるプラスチックには適切なリサイクル方法が定められておらず、またリサイクル量も記録されていない。連邦環境庁は、今後、適切なリサイクルを推進していくために、耐久性、リサイクル性、リサイクル材使用に関する基準を建築分野の製品に追加することを提言している。また、廃棄についても現在は建築廃棄物として一括で回収されているが、プラスチック素材は分別し、回収するべきだとしている。
【ドイツ連邦環境庁】
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