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[海外エコニュース一覧]

【研究機関】2021.10.26 発表

世界気象機関、アジア地域の気候変動対策の遅れを指摘

 世界気象機関(WMO)は、「アジアの気候の状況2020」を発表し、次のように温暖化の進行と対策の遅れを指摘した。
 ・2020年の年平均気温は1981~2010年を1.39℃上回り、史上最高であった。ロシア、ベルホヤンスクで北極圏の日最高(暫定)気温38.0℃を記録した。
 ・東アジアと南アジアの夏季モンスーンはひじょうに活発で熱帯低気圧と複合して大災害をもたらした。
 ・インド洋、太平洋、北極海の平均海面水温は、記録的な高温となった。アジアと周辺の海域の海面温暖化率は世界平均を上回る。特に、アラビア海、北極海の一部では世界平均の3倍である。
 ・北極海の海氷面積の年最小値は、1979年の衛星観測開始以来2番目に小さかった。夏季にユーラシア大陸棚と北極海航路は完全に無氷となった。
 ・平均海面水位の上昇率は、インド洋北部と太平洋北西部で世界平均を大きく上回る。
 ・アジア高山域の氷河後退は加速しており、2050年までに20~40%減少する。
 ・一方、取組は遅れ、現状のままではSDGsの目標のうち達成見込みは1割以下である。
【世界気象機関】

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