【ドイツ】2021.01.20 発表
ドイツ連邦内閣は、改正容器包装法案を承認した。同改正法案は、テイクアウトの飲料や食品を提供するレストラン、ビストロ、カフェなどの飲食店に対し、2023年以降、持ち帰り用の再利用可能な食品用容器を常備することを義務付けるもの。再利用可能な容器に入れられた製品は、使い捨て容器に入れられた製品よりも高価であってはならず、製品のサイズに合わせた容器を用意することが求められる。また、全てのワンウェイプラスチック飲料容器と飲料缶に対し、2022年以降、デポジット義務が課せられる。さらに、2025年以降、飲料用のペットボトルの材料には少なくとも25%、再生プラスチックを使用することを求める。従業員が5人以下であり、店舗面積が80平方メートル以下の飲食店に対しては、これらの義務は免除される。同法案の施行には、今後、連邦議会と連邦参議院における可決が必要である。
【ドイツ連邦環境省】
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