メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2020.02.13 発表

ドイツ ライン川保全国際委員会が「ライン2040」を締結

 ドイツ連邦環境省は、ライン川保全国際委員会(IKSR)に参加するライン川沿岸の国家が、プログラム「ライン2040」を締結したことを公表した。このプログラムは、ライン川とその支流を気候に配慮した方法で開発し、持続可能に管理することを目的としたもの。IKSRは、ドイツ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、フランス、オランダ、オーストリア、スイス、ベルギーのワロン地域並びに欧州委員会が参加する組織であり、ライン川流域を保全するため国境を越えた協働を行っている。新プログラムでは、今後20年間のIKSRの活動における政治的及び専門的枠組みを定めている。ライン川とその集水域を持続可能に管理し、気候への耐性を持たせるために、「生息地のネットワーク化−より多くの生物多様性」、「水質の向上」、「洪水リスクの低減」を目標に掲げており、これらの目標には、それぞれ、具体的な更なる目標と課題が示されている。IKSRは河川地域委員会であり、ライン川における汚染防止、河川保護対策の推進、測定、分析手法の簡素化、測定データの共有に取り組んでいる。【ドイツ連邦環境省】

前のページへ戻る