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【EU】2016.04.14 発表

欧州環境庁、新車のCO2排出量は2015年も減少と発表

 欧州環境庁(EEA)が発表した2015年暫定データによると、2015年に販売された新乗用車の平均CO2排出量は119.6 g /kmであった。これは2015年の目標である130 g /kmを8%下回り、前年(2014年)比では3%減少した。

・国別では、オランダ(101.2 g /km)、ポルトガルとデンマーク(いずれも106 g /km)など多くの加盟国が目標値を達成したが、エストニアとラトビア(いずれも137 g /km)、ブルガリア(130 g /km)は目標値を下回ることはできなかった。
・2015年に登録された乗用車は1370万台で、2014年より9%増加した。
・ディーゼル車の比率は依然高く、全販売台数の52%を占めた。ディーゼル車の販売台数が特に多いのは、アイルランド(71%)、ルクセンブルグ(71%)、ポルトガル(69%)などとなっている。
・電気自動車の登録台数は5万7000台で、2014年比で50%増加した。最も多いのはフランス(1万7650台超)、で、次いでドイツ(1万2350台超)、イギリス(9900台超)であった。

プレスリリース

http://www.eea.europa.eu/highlights/reported-co2-emissions-from-new

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