【フィンランド】2014.11.21 発表
2014年11月20日までベルリンで開催されていた「緑の気候基金」ハイレベル会合で、アメリカや日本などを中心に21か国が総額93億ドル(約74億ユーロ)(2015~2018年)の拠出を表明するなか、フィンランドも2015~2018年で8000万ユーロの拠出を目指すことを表明した。このうち1年目は3470万ユーロとなる。初回資金は排出権のオークションの収益が充てられるという。サンニ・グラン=ラーソネン環境大臣は、「気候交渉の雰囲気を考えると、初回資金ラウンドでの成功が重要。ベルリン会合の成果は、リマの気候変動会議に先立って参加国間の信頼感を強め、これがパリでの合意への自信にもつながる」と述べた。
93億ドルのうち、拠出額が大きいのはアメリカ(30億ドル)、日本(15億ドル)、イギリス(7億2000万ポンド)等となっており、従来の資金提供国に加え、韓国、メキシコ、パナマなど新興国、途上国も参加した。【フィンランド環境省】
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