【アメリカ】2014.10.28 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)など14の連邦機関は、「都市水域連邦パートナーシップ」のもと、テキサス州サンアントニア地域の自治体・地域機関と協力し、サンアントニア川流域の環境と地域の活性化の取組を開始する。都市水域は、その都市住民の飲料水源になるだけでなく、釣りや水泳など様々な活動の場にもなっている。しかし都市水域という性格上、下水や路上から流入する雨水、放棄された産業施設からの物質等による汚染も続いている。この連邦パートナーシップは、連邦省庁間が連携して地域主体の活動に協力し、河川流域の水質浄化を通じ経済、環境、社会的利益の向上を目指すもので、特に貧困など問題を抱えた地域のコミュニティと都市水域との結びつきを重視している。
サンアントニア川流域は、この都市水域連邦パートナーシップの対象地域に認定された。サンアントニア市のテーラー市長は、この認定は「サンアントニア川とその集水域の再生、保護、活性化のために我々が行っている取組が認められたもので、このパートナーシップがこれまでの取組をさらに発展させる」と述べた。【アメリカ環境保護庁】
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