【アメリカ】2014.07.31 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、若者に五大湖や都市水路についての環境学習や職業体験の機会を提供する活動に取り組むミシガン州2団体の環境スチュワードシップ・プロジェクトに、合わせて21万ドルを助成すると発表した。
その一つのカルヴィン大学は、グランド川支流2河川の環境修復に取り組んでいる。提供される都市水域助成金6万ドルは、グリーンインフラの設計と、高校生にグリーンインフラの設置および保守の訓練を行う共同事業の資金に使われる。大学では、助成金を、都市に住む高校生世代の若者に水域の生態について教え、氾濫水を抑制するためのグリーンインフラ設置の実践的な職業体験をさせる夏季体験事業に充てるという。
もう一つの団体、五大湖漁業信託には、五大湖スチュワードシップ・イニシアチブ(GLSI)の活動を支援するために15万ドルを提供する。GLSIは、環境の保護と、科学・数学・工学などの中核科目の積極的な学習を学生らに勧める啓発活動を行っており、過去6年で、ミシガン州各地の小学生から高校生まで5万5000人以上がこの活動に参加した。【アメリカ環境保護庁】
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