【国連】2014.06.25 発表
国連環境計画は、再生可能エネルギー関連の途上国の貿易・投資が、先進国をしのぐ速さで成長しているとする新たな報告書を、開催中の国連環境総会(UNEA)で発表した。太陽光発電機器や風力発電設備など、再生可能エネルギー関連製品を中心とする「環境製品・サービス(EGS)」の貿易は、製造コストの減少、投資の増加、地域的協力の拡大などを要因に、特に途上国間の貿易で大きく拡大している。2013年に新設された世界の太陽光発電(PV)の発電容量は、2012年から25%近く伸びた。これは欧州での伸びが鈍化した一方で、中国など途上国で大幅に増大したためで、2013年の世界全体の新規発電容量のうち 途上国の占める割合は3分の1を大きく上回るという。
UNEPは、EGS市場の拡大は2020年までに1兆9000億ドルまで増大すると予想し、これは途上国にとって、前例のない規模のグリーン成長の機会になるとしている。【国連環境計画】
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2791&ArticleID=10909&l=en
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