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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2014.04.11 発表

アメリカ環境保護庁、ニュージャージー州パセイック川での最大級の浄化計画案を発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害廃棄物汚染地区を調査し浄化するスーパーファンドプログラムの下、ニュージャージー州のパセイック川下流8マイルから高度に汚染された堆積物430万立法ヤードを除去する計画案を発表した。これは同プログラムによる最大規模の浚渫で、浚渫箇所は砂で覆い生息地を保護するという。
 パセイック川の堆積物は、100年を超える産業活動により、ダイオキシンやPCB、重金属、殺虫剤などで高度に汚染されている。汚染が最も深刻な下流8マイルには、下流全体の汚泥重量の90%が集中している。下流17マイルはダイオキシン汚染が激しいスーパーファンドサイトの一部で、1983~2001年に工場や道路、周辺の家で大規模な浄化作業が行われた。今回はその下流8マイルの区間が対象となる。
 同案の基礎となった7年間の集中的なフィージビリティスタディでは、汚染の調査とともに、堆積物中の汚染物質が人の健康や環境に及ぼすリスクを軽減する代替案の分析も行なわれた。EPAは同案へのパブリックコメントを4月21日から6月20日まで募集する。【アメリカ環境保護庁】

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