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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2013.12.23 発表

イギリス、野生生物の違法取引撲滅に1000万ポンドを支援

 イギリスの国際開発省(DFID)と環境・食糧・農村地域省(Defra)は、国際野生生物犯罪対策として1000万ポンドの支援パッケージを発表した。サイの角や象牙など野生生物の密猟と違法取引は、希少な生物を危機に陥れるとともに、途上国の政治腐敗を助長し、観光資源の劣化など地域経済も荒廃させている。Defraのパターソン大臣は、「各国が協力して密猟品への需要抑制と法執行の強化に努め、アフリカの持続可能な経済活動を支援することで、密猟と違法取引を食い止めなければならない」と述べた。提供される資金は、
・途上国の経済機会を増やし安全保障とガバナンスを向上させることにより、密猟への機会とインセンティブを抑制する
・違法取引を取り締まる機関への訓練実施、設備の改善、実践的支援の利用を促進する
・野生生物犯罪による打撃と経済的損失についての意識啓発により、野生生物を使った違法な製品(象牙やサイの角、トラの体など)への需要を抑制する
等の活動に充てられるという。【イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)】

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