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【その他】2013.10.21 発表

世界資源研究所、世界の食品ロス・廃棄の測定と監視に向けた新たな取組を開始

 世界資源研究所(WRI)は、コペンハーゲンで開催されたグローバル・グリーン成長フォーラム(3GF)会合で、食料ロス・廃棄を測定する国際基準構築の第一歩として、その手順等を示すプロトコルを策定すると発表した。これにより、食料ロス・廃棄測定の様々な側面(定義・測定対象の範囲など)に関する指針を示し、国や企業が食料ロスと廃棄を信頼性・実用性・一貫性のある方法で測定し監視できるようにする。
 世界で毎年、人の食用として生産される食料の重量で3分の1(カロリーでは4分の1)が、消費されずに無駄にされるか廃棄されている。途上国では、食料ロスの3分の2が収穫直後や貯蔵段階で、食料廃棄の半分が消費段階で発生している(ともにカロリーベース)。WRIの試算では、食料ロス・廃棄率を2050年までに半減できれば、食料の現在の入手可能量と2050年の需要との差が20%以上縮小するという。
 WRIは、学界・民間部門・政府・NGOから大勢の専門家や利害関係者を招き、プロトコルを策定するとしている。【世界資源研究所】

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