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【ドイツ】2013.06.12 発表

ドイツ 世界における再生可能エネルギー増加傾向は継続中

 ドイツ連邦環境省は、「自然エネルギー世界白書2013年版」と「再生可能エネルギー投資の世界的傾向」が、パリとフランクフルトで公開されたことを発表した。これによると、再生可能エネルギーの世界的増加は継続しており、2012年の世界全体の最終エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合は、既に約19%に達した。再生可能エネルギーへの投資額は約2440億米ドルとなり、そのうち半分弱が発展途上国と中進国において投じられた。また、2012年は、再生可能エネルギー発電設備の新規設置容量の記録を更新し、世界全体で115GWに達し、これは新規設置された発電設備全体の半分以上となった。2011年比では、太陽光発電技術の価格下落と米国とヨーロッパにおける市場の後退が見られる。また、再生可能エネルギー増加における目標値や促進政策を持つ国家数は、138ヶ国に増え、そのうち3分の2が途上国だとしている。
 世界における再生可能エネルギーの増加状況を報告する「自然エネルギー世界白書」は、ドイツ連邦開発省・環境省が、財政支援をしているREN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク)が、また、「再生可能エネルギー投資の世界的傾向」は、連邦環境省が財政支援をしているUNEPの気候・持続可能エネルギー・ファイナンスのためのコラボレーティングセンターが、それぞれ毎年作成している報告書である。【ドイツ連邦環境省】

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