【EU】2013.03.26 発表
欧州連合(EU)は2013年3月21日、バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書の承認書を寄託した。この補足議定書はカルタヘナ議定書の締約国又は地域的機関による40番目の批准書、受諾書、承認書又は加入書の寄託から90日目の日に効力を生じることになっており、今回のEUを含め、これまでに寄託した国・地域的機関はアルバニア、ブルガリア、チェコ共和国、アイルランド、ラトビア、リトアニア、メキシコ、ノルウェー等12である。この補足議定書は改変された生物(LMO)から損害が生じた場合の対応措置について国際的な規則と手続を定めており、それにより生物多様性の保全と持続可能な利用に寄与することを目的としている。生物多様性条約のディアス事務局長はEUの承認を歓迎し、この重要な補足議定書の発効に向け、いまだこれを批准していない他の締約国もこれに続くよう呼びかけた。【生物多様性条約事務局】
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