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【その他】2012.08.30 発表

2012年末の気候変動枠組条約(ドーハ会議)に向け、3つの作業部会がバンコクで会合へ

 2012年末の気候変動枠組条約(UNFCCC)締約国会議(ドーハ会議)に向け、2012年8月30日から9月5日まで、3つの作業部会がバンコクで非公式会合を開催する。2011年のダーバン会議で、2020年以降についての法的枠組みを2015年までに策定することが決まっており、同条約のフィゲレス事務局長は、「向こう3年間は気候変動に対するその後の20年間の国際的な取組みのスタートになる」としてこの会合に期待を寄せている。
 会合を行う作業部会のうち、「京都議定書の下での附属書I国の更なる約束に関する特別作業部会」は、京都議定書に2013年からの第二約束期間を設けるための議定書改正や、これに参加する国の目標値(QELROs)の設定等について話し合う。「条約の下での長期的協力の行動のための特別作業部会」は、同部会の作業完了に向け、バリ行動計画の達成状況の検証等を行う。新設の「強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会」は、2020年以降のすべての国が参加する新たな枠組みや、各国の温室効果ガス削減への「野心のレベル」向上についての交渉方法を検討する。
 また、途上国の気候変動対応を支援するための、先進国から途上国への既定の資金援助の実施を確保することがバンコク会合の共通課題になる。【国連気候変動枠組条約事務局】

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