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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2010.11.09 発表

アメリカ環境保護庁、11月15日をリサイクルデーとして、国民のさらなるリサイクルを呼びかけ

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、11月15日を「アメリカ・リサイクル・デー」と定め、環境への負荷を減らすリサイクルの重要性について国民が意識を高め、日常の生活でさらにリサイクルを進めるきっかけとするよう呼びかけている。
アメリカでは、ゴミのリサイクルは環境を守る重要な活動との認識が広がっており、1960年には7.7%であったリサイクル・堆肥化率が1990年には17%、現在では33%前後にまで上昇している。平均的アメリカ人が1日に棄てるゴミ(固形廃棄物)の量は、1人当たり約4.5ポンド。このうち約3割(8300万トン)が回収され、リサイクルまたは堆肥化されていることになる。
 しかし大半の54%(1億3500万トン)のゴミは、廃棄された後、固めて埋め立てられている。廃棄されるゴミの中には、ガラス瓶、プラスチックの洗剤容器、アルミ缶、包装紙、刈り取った芝、食品ごみなど、再資源化できるものは多いことから、日常生活でのリサイクルをさらに進めることが重要となる。
 2008年(発表されている最新のデータ)には、8300万トンのゴミをリサイクルまたは堆肥化したが、これは102億ガロン以上のガソリンの節約に相当する。リサイクルには一人ひとりの取り組みが大事であるとして、EPAでは、こうした節約の大きさを身近な例に置き換え、「炭酸飲料のアルミ缶1個をリサイクル用のカゴに入れるだけで、テレビを2時間つけておくエネルギーが節約できたことになる」と、わかりやすく「Reduce, Reuse, Recycle」を呼びかけている。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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