【ドイツ】2010.07.28 発表
ドイツ連邦経済技術省は、7月28日、ベルリンにおいて、国家電気自動車プラットフォームのコーディネーター会合を開催したことを発表した。これは、メルケル首相の呼びかけのもと、連邦経済技術省と連邦交通都市開発省が共同で実施するイニシアティブであり、学術界、産業界、関係団体、政界から代表者が参加し、2020年までにドイツにおける電気自動車の開発と普及を目指すものである。プラットフォームは、今年11月末までに中間報告書を提出予定であり、さらに今回の会合では、実際に目標に向かい進めるための具体的なスケジュールが承認された。
プラットフォーム・コーディネーターの代表であるカゲマン氏は、「プラットフォームは7つのワーキンググループに分かれており、専門家たちが集中的に活動している。我々は共通の目標を持っているだけでなく、電気自動車に長期的に取り組み、具体的な展開に同意しなければならないことを理解している」と語った。
ブリュデレ連邦経済技術大臣は、「我々は、電気自動車の首座を取りたい。プラットフォームはそのために重要な役割を果たし、電気自動車がドイツ産業の中心になるように取り組む。新たな雇用創出にも貢献する」と語った。【ドイツ連邦経済技術省】
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