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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2010.03.04 発表

イギリス 企業が食品廃棄物・容器包装廃棄物の削減に合意

 イギリスの食品メーカーと小売店が、食品廃棄物や容器包装廃棄物の大幅な削減に合意した。消費者や企業の支出を10億ドル削減し、炭素排出量を300万トン削減する。
 食料品店や小売店などが参加する自主協定の「コートールド公約」の第2段階として、ネスレ、ダノン・デイリー、HJハインツ、テスコなどの企業が、家庭の無駄にする食品の量の削減や容器包装の環境影響の削減を強化するとともに、今回、初めて、メーカーや流通部門からの廃棄物対策に取り組む。具体的には、2010年4月から2012年12月までを対象期間とし、食品の容器包装の減量、リサクル率の引き上げ、容器包装に含まれるリサイクル資源の増加などにより、CO2排出量を110万トン削減。また、消費者が無駄にする食品の量を33万トン減らし(4%の削減)、これに伴うCO2排出量を100万トン削減する。さらに、流通網で発生する食品や容器包装廃棄物を減らし、CO2排出量を70万トン削減する。
 また、容器包装廃棄物の70%以上をリサイクルする、新しい野心的な目標に関する協議も公表された。これは容器包装規則に基づくもので、埋め立て処分される廃棄物の量を約800万トン削減し、2020年までに温室効果ガス排出量を900万トン削減することにつながる見込み。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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