【国連】2009.11.10 発表
途上国における優れた社会・環境プロジェクトを表彰するSEED賞の2009年の金賞受賞者が発表された。SEED賞は、途上国で、生活の改善や貧困撲滅、天然資源の持続可能な管理などに取り組む、地域に根差した企業に贈られている。
2009年にSEED賞を受賞した20団体から、今回は、ジンバブエで有機農業を通して土壌劣化と闘っている女性の農業者グループ、バングラディッシュで灯油のランタンをリサイクルしてソーラーランタンを開発したNGO、コロンビアで鉱山の環境基準を策定した団体など5団体が金賞を受賞した。
金賞受賞者は、よくある賞金ではなく、活動を確立し、大きくするための支援として、1年間にわたるビジネスサポート(技術的な支援、専門知識へのアクセス、新しいパートナーの紹介、経営計画の策定など)を受け取る。サポートの内容(3万5000ドル相当)は、それぞれの受賞者によって決定され、地域のニーズにも応えていく。
なお、SEEDイニシアティブは、2002年に国連環境計画(UNEP)、国連開発計画、世界自然保護連合が設立した国際的なネットワーク。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=602&ArticleID=6366&l=en&t=long
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