【国連】2009.09.30 発表
アメリカ・ロサンゼルスで、9月30日、世界各地の知事らが参加する「第2回 知事によるグローバル気候サミット」が開催され、70を超える州等から1200名以上が参加した。
この会議は、昨年の「知事によるグローバル気候サミット」の成功を受けて、国連の要請により、カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事が、ニューヨーク州のペーターソン知事らと協力して開催したもの。
国連の地球温暖化防止目標を達成するために必要な対策の5割~8割は、地方のレベルで実施する必要があるとされ、今回のサミットでは、既に実施されている重要な取り組みに焦点が当てられた。参加者は、エネルギー効率、低炭素燃料、環境に配慮した建物、クリーン技術、水管理、森林破壊、地球温暖化への適応戦略など21のパネルディスカッションに参加。経済成長を図りつつ、汚染を削減してきた地方レベルの政府の役割を強調した。
また、このサミットに合わせて、企業50社以上が環境技術を展示する「グリーン・ソリューション・ショーケース」も2日間にわたって開催され、電気自動車、有害物質を含まないクリーニング用品など画期的な環境技術が紹介された。
なお、会議への参加に伴って排出されるCO2をオフセット(相殺)するため、数件の温室効果ガス削減プロジェクトが気候アクション・リザーブによって確定されている。【UNEP】
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