【フランス】2009.06.23 発表
フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)、議会上院廃棄物部会のブレイユ会長らは、6月23日、セーヌ川沿いに建設されたペットボトルリサイクル工場の落成式に出席した。
パリの西、イヴリーヌ県リメーに立地するこの工場は、フランスペットボトルリサイクル社のもので、年間4万トンのペットボトルをリサイクルすることができる。ペットボトルを1トンリサイクルすると、700kgの石油を節約することができ、環境面・経済面でメリットがあるという。
また、この工場では、一部の材料の搬入に河川を利用する。ペットボトルの大部分は、運搬船などで工場に到着。1日当たりトラック15台分の輸送を代替し、公害を減らすことができる。同社では、河川の利用を考慮して、リメーとその港を選択した。
さらに、工場の稼動に伴って、70人以上の雇用が生まれる見込み。
同工場は、循環型経済を具体化するモデルとして注目されている。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】
http://www.developpement-durable.gouv.fr/article.php3?id_article=5248
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