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クルマにまつわるエコライフ(1)

本当にクルマじゃないとダメ?

日本の自動車保有台数は、平成13年8月末時点で7,297万台(二輪車除く)と統計されています。うち、乗用車が5,305万台と約7割を占めています。
燃料別では、ガソリン車が約84%、軽油車が約16%等となっています。

これだけ多くのクルマが走っている日本。
エネルギー消費の問題や、排気ガス等による大気汚染・地球温暖化等の問題、
幹線道路沿いの騒音・振動等による健康被害や交通事故の多発、
それに、道路建設による地域の分断やマイカー普及に伴う公共交通機関の衰退などなど。
さまざまな環境問題、社会問題が噴出してきています。

生活の中でなくてはならない道具としてのクルマ、その一方で、さまざまな問題を引き起こしている現実について認識している人がどれだけいるでしょう?
1kmの渋滞があったとき、自動車1台あたり約5mで計算すると約200台連なります。このとき、それぞれ1人ずつしか乗っていないとすると、その中にいるのは200人。
路線バス(定員50名)なら、わずか4台で済みます。しかも、バスは渋滞に巻き込まれることなく運行できるのです。

クルマは便利な道具です。でも、必要以上に使っていないか、少し考えてみませんか?


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