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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2026.09.22 発表

フランス環境移行庁、屋内スポーツ施設の空気質に関する研究結果を発表

フランス環境移行庁(ADEME)は、屋内スポーツ施設の空気質に関する研究プロジェクト2件の結果を公表した。
スポーツ人口の増加に伴い体育館やジムなど屋内の施設も増加している。
閉め切った屋内環境で激しい身体活動を行うため空気中汚染物質の吸入や接触が懸念されるが、学校の体育館などを除きスポーツ施設の空気質は規制対象になっておらず研究も不足していた。

2件の研究はADEMEの助成によるもので、一つは各種スポーツ施設内の揮発性・半揮発性有機汚染物質と微生物の特性評価を行なった。
化学物質の濃度は施設で使用される素材、建物の年数、換気の状況でかなりの差があったが、全体として他の屋内環境と同程度だった。
もう一つの研究で測定した体育館のCO2濃度はおおむね基準値以下で、十分な換気が行われていることが示された。窒素酸化物も屋内・屋外で同等だった。
いずれの研究も推奨事項として、汚染物質の放出が少ない建材や用具の使用を挙げ、特に1960年代~1970年代の古い施設ではリノベーションや用具の買い換え、高性能換気装置の導入とそのメンテナンス徹底が必要だとしている。

行政当局が屋内環境に関するデータの収集、分析、普及を委託しているOQEI(屋内環境質調査機関)では、家庭、オフィス、学校、それに医療機関で大規模な測定を実施している。
今回報告されたスポーツ施設についてのデータは、このOQEIの作業を補完する新たなリソースになるという。

【フランス環境移行庁】

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