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【国際機関】2026.06.18 発表

世界気象機関、2025年にアフリカの1,300万人超が気象・気候関連の極端現象の影響を受けたと報告

世界気象機関(WMO)は、報告書「アフリカの気候状況2025年」を公表した。
これによると、アフリカでは 2025年 に気象・気候関連の極端現象によって少なくとも 1,300万人が影響を受け、3,000人超が死亡するなど、甚大な経済的・人的被害が生じた。
同年は、平均気温が 1991~2020年 の平均を 約0.51℃ 上回る観測史上 3~7番目 に高温の年だという。

報告書の要点
・洪水は最も多く報告された現象で全体の半数以上を占めた。
・氷河は 19世紀末と比べて面積の 90%以上を失った(注)。
・複数の沿岸地域で1999年以降の海面上昇ペースが世界平均(年3.6mm)を上回った。
・十分な早期警戒システムや災害への備えを有している国は全体の 40%に満たないが、多くの国が関係機関の連携強化に取り組むなど進展もみられる。

このほか、海洋温暖化が進行し広範囲にわたる海洋熱波が発生したことや、海洋貯熱量と海面水温は直近 10年の歴史的な高水準の範囲内にあること、海域の大部分でpH値が観測史上最低となり酸性化が進んだこと等も報告されている。

(注)現在、アフリカ大陸において氷河が残っているのは、最高峰のキリマンジャロを含む 2つの火山とルウェンゾリ山地のみである。キリマンジャロの氷河面積は、1900年の 11.4km2 から近年は 0.98km2 に縮小している。

【世界気象機関】

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