【国連】2026.04.24 発表
国連、EU、政府機関等から成る連合体「食料危機対策グローバルネットワーク(GNAFC)」は「食料危機に関する世界報告書2026」で、深刻な食料不安と栄養不足が依然として極めて高水準にあり、危機は特定地域に集中していると警告した。
2025年には47の国・地域で2億6,600万人が深刻な急性食料不安に直面し、その割合は過去10年でほぼ倍増、報告書の発行史上初めて2件の飢饉が確認された。
栄養失調も深刻化しており、3,550万人の子供が急性栄養失調に陥り、うち1,000万人は重度の状態にある。
主要因は紛争で、強制的避難により飢餓と栄養失調が急激に悪化。
また、人道支援や開発資金が急減(資金は10年前の水準まで減少)、データの欠如も深刻である。
加えて、気候変動、世界経済の不確実性(食料市場のリスク等)により2026年も状況改善の見通しは厳しいという。
人道上のニーズ低減、レジリエンス構築、根本原因への対処のため、持続可能かつ協調的な行動を強化することが必要と報告書は指摘している。
【国連食糧農業機関】
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