【ドイツ】2026.04.13 発表
ドイツ環境問題専門家委員会(SRU)は、「循環型建設:既存建設物の維持と循環の完結」と題する意見書を、ドイツ連邦環境・気候保護・ 自然保護 ・原子力安全省 (BMUKN)のシュナイダー大臣とドイツ連邦住宅・都市開発・建設省(BMWSB)のフーベルツ大臣に提出した。
ドイツ環境問題専門家委員会は1971年に設立された独立科学諮問機関で、政府に対し環境政策に関する提言を行っている。
今回の意見書では、循環型経済の基準を建設プロジェクトに適用し、建設部門における環境保護を強化することを提言している。
建材の再利用や既存の建設物の維持を強化することは、エネルギーや資源の節約に加え、温室効果ガスの排出抑制にもつながると指摘しており、建設部門を持続可能性および環境に配慮した形と転換することは、気候保護の重要な要素であるであることを示している。
シュナイダー大臣は「建設のあり方は環境に大きな影響を与える。」と述べドイツでは廃棄物の約半分が建設廃材である現状に言及した。
「建物を将来の廃棄物ではなく資源の貯蔵庫として捉えるべきだ。」と強調した。
既存の建設物の維持や建材の再利用を進めることで、資源消費の削減だけでなく、国際的な供給網や価格変動への依存低下にもつながるとの見方を示した。
【ドイツ連邦環境・気候保護・ 自然保護 ・原子力安全省】
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