【EU】2026.02.10 発表
欧州環境庁(EEA)は、報告書「欧州の持続可能な移動システム2025」を発表した。
報告書によれば、2023年、EUの温室効果ガス排出量の約3分の1を輸送部門が、さらにその4分の3を道路輸送が占めており、輸送はなおも深刻な気候課題であるという。
輸送部門は1,000万超の雇用を支え、EUのGDPの5%を占有。
欧州の経済・社会にとって不可欠であるが、これは化石燃料への依存の継続を示すものであり、1990年以降に温室効果ガスの排出が増加している主要部門は、輸送部門のみである。
一方、鉄道輸送は環境負荷を低減する最も効果的な選択肢の一つである。
しかし、欧州の鉄道網は分断されたままで、自動車や航空との競争を抑制している。
貨物輸送における鉄道利用は今後10年での需要増加は見込まれるが、1995~2023年は減少した。
乗用車が輸送の約72%を占め、旅客・貨物とも依然として道路輸送が主流である。
報告書では、欧州での持続可能な輸送システム実現には、一貫性のある公共・民間投資、革新の継続、効果的で徹底的な現行法の実施が必要であると結論づけている。
【欧州環境庁】
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