メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2025.04.05 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省、森林外の樹木を地図化

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、都市部や農村部の非樹林地の樹木を初めて地図化した。
公園や街路樹など非樹林地の樹木は、炭素貯蔵、気温制御、気候影響緩和、大気質改善などの重要な役割を担っており、その全容を把握することにより管理や保護の強化が期待できるという。

この地図はレーザーによる検知データと衛星画像データをもとに、専門家による調整やアルゴリズム予測を組み合せて作成され、95%の正確さで非樹林地の樹木を検出している。
これによりイングランドの樹林地外の樹木の全体像が初めて明らかになり、非樹林地の樹木が樹木被覆全体の30%を占めていることがわかった。

この地図により、保護団体や自治体による的確な植樹、単独木を樹林地とつなげることによる生息地の創出、樹木被覆を16.5%まで増やすという法的目標の達成の支援などが容易になる。

政府は自然の回復を約束しており、この地図化に先立ち、新たな国有林指定、植樹タスクフォース設立、樹木と泥炭のための最大4億ポンドの拠出なども発表されている。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする