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【ドイツ】2024.11.06 発表

ドイツ、都市部と農村部の協働強化へ、研究プロジェクトを実施

ドイツ連邦環境庁(UBA)は、ドイツ全国の都市部と農村部の協働プロジェクトを評価する研究プロジェクトの最終会議を開催した。
この研究プロジェクトは、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)が実施する都市部と農村部の協同関係の構築を支援する助成プログラム「都市部・農村部・プラス」を評価するもの。

助成プログラムにより、2018年から2025年にかけてドイツ全国の都市部と農村部で実施されている22件の協働プロジェクトが資金提供を受けており、学術界と実践に取り組む人々が協力し、概念やツールの開発、現場での実証が行われてきた。
連邦環境庁はこれらのプロジェクトの成果を集約・評価し、さらにネットワーキングや成果の移転を支援するため、革新的な事例と推奨事項を「都市・農村改革アジェンダ」として公表している。

連邦環境庁のブーセ副長官は、「都市部と農村部は交流関係により相互に補完し、利益を得ることができる。例えば農産物は地域の価値連鎖に相互利益をもたらす機会を提供し、都市居住者は地域の新鮮な食材を楽しめ、農村部では雇用、収入、発展の可能性を生みだす。一方で居住地や交通の開発により、都市の周辺地域では農地や未開拓の土地が失われつつあり、対策を必要としている。」と述べた。

【ドイツ連邦環境庁】

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