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【EU】2021.07.05 発表

欧州委員会、世界が直面している最も深刻な問題は気候変動だとする世論調査の結果を報告

 欧州委員会は、世論調査「ユーロバロメーター」の気候変動を扱った特別調査の結果として、欧州市民は気候変動を最も深刻な問題だと考えていると報告した。世界が直面する最も深刻な問題はどれかとの問いに、気候変動と答えた回答者は最多の18%であった。その他の環境問題では、7%が自然劣化、4%が汚染に起因する健康問題を選択した。気候変動問題の深刻度に関する問いでは、93%が深刻な問題と回答した。政策対応に関しては、90%が温室効果ガス排出を最小限に抑え、残りの排出はオフセットすることで2050年までに気候中立を達成する必要があると回答した。EUが再生可能エネルギーに移行する野心的目標を設定すること、エネルギー高効率化への支援を提供することについては、どちらもほぼ90%が重要だと回答した。64%が既に自分にできる気候変動対策を取っていると答え、78%が気候行動は欧州企業の競争力を高めるイノベーションにつながると答えた。
 今回の世論調査「気候変動に関する特別ユーロバロメーター513」は、EU加盟27ヶ国の2万6669人を対象に2021年3月15日~4月14日に実施された。
【欧州委員会】

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