【ドイツ】2026.08.26 発表
ドイツ連邦内閣は、熱供給網パッケージに関する骨子を承認した。
これは、今後制定される熱供給網法の方向性を示すものであり、利害関係者との幅広い協議を経て策定された。
熱供給網パッケージに関する骨子は、地域熱供給をめぐる市場・法制度の見直しに向けた第一歩となるもので、既存の関連規則を新たな熱供給網法に統合し、料金変更のルールも見直す。
実際のコストに基づく料金改定を認める一方、ガス取引所指数の使用は禁止し、脱炭素化や供給網拡張への投資を料金に反映できる仕組みを整える。
また、賃貸住宅では、暖房設備の変更に伴う賃借人の負担増を一定範囲で認め、ガス暖房から地域熱供給への移行を容易にする。
顧客の供給能力の調整や特別解約の条件も見直す。
さらに、業界専門の調停機関や料金・料金体系を公開する価格透明性プラットフォームを導入する。
ドイツ連邦政府機関による価格監督も行い、消費者保護と事業者の投資促進を両立させるとしている。
ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWE)のライヒェ大臣は、「熱供給網の脱炭素化は熱エネルギー転換を成功させるための中心的な課題だ。今回の決定により、企業の計画の確実性を高め、消費者に対する価格の透明性を確保する。」と述べた。
【ドイツ連邦経済・エネルギー省】
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