【フランス】2026.07.15 発表
フランス政府は今回第三次となる国家低炭素戦略(SNBC)を採択した。
SNBCは今世紀半ばの炭素中立を目標に、温室効果ガスの排出を削減し吸収源を拡大していくための国のロードマップである。
今回のSNBC-3は2030年までに排出量を半減(1990年比)させ、2050年までに炭素中立を実現する等の目標を改めて確認し、今後数十年にわたる脱炭素の具体的な軌道と方針を、輸送、農業、廃棄物といった部門ごとに示した。
また今回初めて、消費に伴う排出量を考慮したカーボンフットプリント(その約半分は海外で発生)削減の数値目標を他国に先駆けて表明し、2050年までに71~79%削減(2010年比)するとした。
SNBC-3は複数年エネルギー計画(PPE)、国家気候変動適応計画(PNACC)とともにフランスの環境計画の柱であり、国、地方、企業などすべての関係者の気候行動を導く政策の枠組みである。
政府は、これらの取り組みが化石燃料への依存を減らし、国のエネルギー主権と企業の競争力を強化するものとしている。
【フランス環境省】
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