【イギリス】2026.05.21 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、2030年までの電力の脱炭素化計画実現に向け、洋上風力発電設備の建設が及ぼす環境影響に対して開発事業者が行う補償策を拡大する法改正が発効したと報告した。
これまで洋上風力発電の開発事業者が提供できる環境補償は選択肢が限られていたが、今回の改正により、海鳥の営巣地の保護、コロニー付近の捕食動物の個体数削減、在来種のカキの個体数回復など、広範な補償策が採用可能になった。
この改正で、より迅速な洋上風力発電施設の建設が可能になると同時に、海洋生態系への恩恵も継続的にもたらされるという。
洋上風力発電の業界団体幹部は「重要なのは、これは環境基準を下げるのではないということだ」と述べ、2030年クリーン電力目標の達成と自然保護の両方を目指す方向を強調した。
開発事業者向けの手引きも公表され、適切な補償方法の選択や、補償の経時的な監視などについて知ることができる。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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