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【国際機関】2026.05.04 発表

国際エネルギー機関、メタン排出削減がエネルギー安全保障を強化と報告

国際エネルギー機関(IEA)は報告書「2026全球メタン追跡」を発表した。
同報告書は、衛星などからの最新データに基づき、エネルギー部門のメタン排出に関する最新の分析を示す。
報告書によれば、2025年の化石燃料由来のメタン排出は依然として高水準で、世界的に減少の兆候は見られない。

一方で、メタンの排出削減に取り組むことで、天然ガス市場の安全保障が強化される可能性がある。
ホルムズ海峡の封鎖により、世界の液化天然ガス供給量の約20%が市場から失われた今、これが最優先課題となっている。

報告書では、天然ガスの輸出能力のある国と輸入国が、自国のガスシステムでメタン削減対策を実施した場合、極めて短期間で約150億立法メートルの天然ガスが市場で入手可能になると分析。
長期的には、石油・天然ガス事業からの世界規模でのメタンガスの削減取組、及び緊急性のないガスフレアリングの廃止により、それぞれ年間1,000億立法メートル、計2,000億立法メートルの天然ガスを市場に供給できるという。
これはホルムズ海峡の実質的封鎖で失われた供給量の2倍である。

【国際エネルギー機関】

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