【国際機関】2026.04.28 発表
経済協力開発機構(OECD)は、重要原材料に対する輸出制限やその影響などを分析した年次報告書を公表した。
これによると、世界の同輸出制限数は2009年から一貫して増加傾向にあり、2024年は過去最高水準に達した。
2024年は増加率が0.6%と前年の3.4%から鈍化してはいるが、アフリカやアジアを中心に新たに輸出制限を導入する国が広がっている。
また、エネルギーシステムに不可欠な鉱物は特に制限の影響を受けやすい状況にある。
例えば2022~2024年には、コバルトとマンガンの輸出の約70%が何らかの制限の対象となった。
その他のデータ(2024年)
・最も頻繁な制限対象は廃棄物・スクラップ
・供給網の川上に位置する鉱石や鉱物などへの制限は2009年から10倍増
・新たな制限の3分の1以上は輸出禁止や輸出割当などの厳しい措置
・制限の理由の約半数以上は収益確保
報告書は、制限は市場の集中や歪みを助長するリスクがあると指摘し、投資の促進及び供給の安定と多様化に向けて引き続き国際協力が不可欠だと論じている。
【経済協力開発機構】
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