【ドイツ】2026.04.14 発表
ドイツ連邦交通省(BMV)は、ドイツチケット(Deutschlandticket)の第3回中間評価報告書を公表した。
ドイツチケットは、ドイツ全国の地域公共交通機関が乗り放題になる月額乗車券であり、現在、人口の5分の1に相当する約1450万人が利用している。
中間報告書は、2024年から2026年にかけて実施された調査の結果であり、研究コンソーシアムが2025年9月末時点までのデータを分析している。
ドイツチケットの利用は特に都市部で進む一方で地方でも一定の需要が見られ、公共交通機関の不定期な利用者への定着も確認された。
また、最大約580万人の追加利用の余地があると推測されており、過去の利用者の再獲得やマーケティング強化が鍵になると指摘されている。
さらに、マイカーから公共交通への転換への効果もあったとしている。
また、年間約250万トンのCO2の削減が推計され、これは乗用車交通における排出量の約3%削減に相当する。
連邦および州によるドイツチケットへの補填額を上回る経済全体へのプラスの効果も示されており、さらに特に低所得層の移動手段を改善し、社会参加を促進している点も評価されている。
今後の課題としては、制度の安定性、価格の適正化、サービス品質の維持、積極的な広報活動が挙げられている。
【ドイツ連邦交通省】
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