【イギリス】2026.03.26 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、イングランドとウェールズでトレイル・ハンティングを禁止する方針を発表した。
トレイル・ハンティングとは、動物の匂いを地面に引き、その跡を猟犬に追わせるもので、2004年狩猟法の制定後に伝統的なキツネ狩りに代わるものとして広まった。
しかし、実際には、猟犬が地面に引かれた動物の匂いではなく、本物の野生動物の匂いを嗅ぎつけてしまい、キツネやウサギ、さらには家庭のペットまでが傷つけられたり殺されたりすることがある。
また、トレイル・ハンティングを装い、猟犬による狩りが不法に行われ続けている可能性も指摘されている。
猟犬を使った野外活動は地域経済や雇用を支えているうえ、地方における社交の機会でもあるため、動物に由来しない匂いを追跡させる方法は今後も許可する方針である。
政府はこの問題の複雑さを認識しているとし、禁止の方法に関し意見を募集する。
イギリスは2025年12月にイングランド動物福祉戦略を公表している。
無数の動物の生活を改善する過去数十年間で最大の改革だという。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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