【国際機関】2026.02.09 発表
生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)は、マンチェスター(イギリス)で開催された第12回総会で「ビジネスと生物多様性評価報告書」を発表した。
それによると、あらゆるビジネスは生物多様性に依存し、影響を及ぼしている。原材料を大量消費する世界規模の経済は生物多様性損失という代償を伴い、経済、財政の安定、福利に重大なリスクをもたらしている。
企業は自然への悪影響のコストを払っておらず、好影響を及ぼす機会を逸している。
・自然に直接悪影響を及ぼす官民の資金は2023年に7.3兆ドルなのに対し、生物多様性の保全資金は2,200億ドル。
・事業報告を公表している企業のうち生物多様性への影響に触れているのは1%未満。
・自然リスク評価の導入を妨げているのは、信頼できるデータやシナリオへアクセス。企業は複雑な枠組みの遵守・報告で手一杯で有効な行動が取れていない。
・産業開発は先住民の土地の60%を脅かしている。意思決定に科学的知見と先住民の知識を組み込む必要がある。
【生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム】
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