【ドイツ】2026.01.21 発表
ドイツ連邦内閣は、改正産業排出指令実行のための枠組み法案及び枠組み令案を承認した。産業排出指令(IED)は2010年にEUで施行され、エネルギーや化学、廃棄物処理など約4万軒の産業施設を対象に環境規制を行ってきた。
その結果、窒素酸化物などの大気汚染物質の排出は2010年以降半減し、大気質も改善した。
2025年に施行された改正指令では、気候配慮型の製造手段への転換支援や市民参加の強化が盛り込まれており、加盟国には2026年7月までの国内法化を求めている。
ドイツ連邦政府は、今回の国内法への転換の取り組みにおいて、「近代化アジェンダ」および「ドイツランドパクト(Deutschlandpakt)」で定められている簡素化された迅速な許認可手続きの拡大や、化学プラントに対する柔軟な枠組み許可の導入など、行政手続き改革も進める方針だとしている。
法令案は、今後、ドイツ連邦議会で審議された後、ドイツ連邦参議院に提出される予定となっている。
【ドイツ連邦環境・気候保護・自然保護・原子力安全省(BMUKN)】
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