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【ドイツ】2025.03.20 発表

ドイツ、ポジションペーパー「持続可能なスポーツ2030」を更新

ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省(BMUV)は、環境スポーツ委員会がポジションペーパー「持続可能なスポーツ2030」を更新したことを公表した。
この更新は委員会における議論や複数のプロジェクト、政治的動向を考慮し実施されたもの。

ポジションペーパーでは、スポーツイベントにおける持続可能性への取り組みを促進するポータルサイト( www.nachhafte-sportveranstaltungen.de)の立ち上げ、生物多様性戦略やEU自然再生規則におけるスポーツに関する政策の策定などが新たに記述されている。
またスポーツ教育において「持続可能な開発のための教育」(ESD)を取り入れる機会と可能性についても言及している。
さらに、デジタル化はスポーツにおける持続可能な発展を促進するために効果的であることが強調されている。
デジタル化が適切に活用されればアウトドアスポーツにおける生態系への負担や社会的対立を減少させ、自然保護とその維持を確実にし、同じ空間を利用する他の目的と調和させた形でスポーツ活動の実現を誘導できるとしている。

環境スポーツ委員会は連邦政府の諮問機関として1994年に設立されたもので、自然や景観に関連するアウトドアスポーツの発展、都市部におけるスポーツ促進の取り組み、日常生活や余暇におけるスポーツ促進、持続可能なスポーツ施設の開発やスポーツイベントにおける持続可能性の導入に取り組んでいる。
委員会は、スポーツ、科学、都市開発、行政、環境・自然保護団体、経済の分野から選ばれた14人のメンバーで構成されている。

【ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省】

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