【フィンランド】2025.03.12 発表
フィンランド農林省は、2020~2024年に実施した気候変動対策パッケージ「キャッチ・ザ・カーボン」について報告した。
これは土地利用部門の気候対策に関する能力と知識基盤を強化し、土地利用の意思決定者(農業生産者や森林所有者等)が気候変動に強い慣行を開発・導入できるよう支援するもの。
実施のための一時的支援、温室効果ガスインベントリ・モニタリングの作成、学際的な研究・革新プログラム、実践的な開発プロジェクト等が含まれ、計180のプロジェクトに約6,300万ユーロが提供された。
これらのプロジェクトは農林業、土地利用変化、炭素市場、オフセット制度等に関連する気候行動について膨大な知識と技術を創出。
プロジェクトで得られた研究データや優良事例の理解は、土地利用部門の気候計画の策定・実施、温室効果ガスインベントリ作成とモニタリングに活用された。
パッケージで生み出された知識と気候変動に強い解決策の実施は継続され、経済開発・交通・環境センターの支援の下、国内各地の協力を通じて一層強化されるという。
【フィンランド農林省】
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