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【国連】2025.03.10 発表

国連食糧農業機関、SDGsの指標に「摂取食品多様性の最低基準」追加と発表

国連食糧農業機関(FAO)は、持続可能な開発目標(SDGs)目標2「飢餓をゼロに」の指標に「摂取食品多様性の最低基準(MDD)」が追加されたと発表した。
新指標は、妊娠可能年齢の女性(15-49歳)対象のMDD-Wと子ども(6-23ヶ月)対象のMDD-Cである。
調査方法は、過去24時間以内の摂取食品の種類をイエス・ノーで聞き、量は問わない。

MDD-Wは、10食品群(1.穀類・イモ・料理用バナナなど、2.豆類、3.ナッツ・種子、4.乳・乳製品、5.肉類・魚、6.卵、7.緑黄色野菜、8.ビタミンAに富む野菜果物、9.その他の野菜、10.その他の果物)から5以上を摂取していれば食事の多様性を満たすと判断する。

MDD-Cは、MDD-Wの対象食品群に母乳を加え一部の食品群をまとめた8食品群から5以上の摂取となる見込み。

食事の質に関する指標の追加は、栄養不良解消に大きく寄与するという。指標は、
SDGs指標枠組の2025年総合見直しの一環として、国連統計委員会第56回会合で承認された。

【国連食糧農業機関】

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